ワイドフェンダー化。このフレーズに心を揺さぶるられるフリークは多い。しかしボディにメスを入れることになるこの大技は、やはり ハードルが高いもの。かつベースモデルが現行LS。それをオーバーフェンダー化するというのは、乗り手にとってリアルに受け止めにくい。
ところがどっこい純VIP GTは純正ライクにワイドフェンダーを獲得している。
拡幅はフロント片側30mm、リア片側50mmにも及ぶが、各部の連携があまりにスムーズなため、無理感も違和感もまったくない。
さらにはマットホワイト×カーボン地のラッピングが、そのフェンダーの肉感をなまめかしく引き立て、そこに収まるブラックのG-LUXEがインパクトを決定的にする。
この組立てを見てしまえばLS×ワイドフェンダーという考えも、大胆な色遊びも大アリ!と思えてくる。
もちろんナロー版製品としてワイド化まではいかなくともこの雄々しいスタイルの片鱗が誰でもサっとモノにできるとなればそれは魅力的な事態だ。
立体的なダクト形状が純VIP GTならではの刺激的な顔つきを作り出す。
ディテールには随所に最旬のエッセンスを取り込み、ただの派手で終わらないフィニッシュ付加価値の高いボンネットスポイラーをさりげなく採用。
サイドシルエットに安定感をもたらすサイドステップが、ワイドフェンダー前後のスムーズな連結を促す。
装着によってサイドビューが重くならないよう、2色でラッピング。
このコンビネーションが実にスポーティー。ワイドトレッドなスパルタンさと柔らかなラインのセクシーさが同居するリアバンパー。
高級スペシャリティーカーで採用されている丸型バックフォグを内蔵し、エアダクトやディフューザーなど多彩な表情を見せる。どの角度から見ても余すことなくダイナミックさを実感できる。
大きく湾曲したトランクスポイラー。ダックテールの絶妙なラインが、トランクにアクセントを与える。
純正のハイマウントストップランプは天井の天面側まで赤い。
それを「後ろから見える部分だけ」に補正するようにルーフスポイラーを造形。片側30mm広げられたフロント2P構成オーバーフェンダー。大胆にダクトを取り入れることでその存在を強め、フェンダーのダクトとサイドを繋ぐラインも自然。
ボリューム感溢れるリア3ピースオーバーフェンダーを組み込むことで片側50mmワイドボディ化を実現。
ワイド化されたフェンダーに合わせてオリジナルホイールのG-LUXE 運転席側はマットブラックをチョイス。肉感的なワイドフェンダーを際立たせている。
SIZE:[FRONT]21×10.5J INSET 9(HI) ※FRONT:21mmSPACER INSERT
SIZE:[FRONT]21×12.0J INSET 15(HI) ※REAR:26mmSPACER INSERT
【NITTO INVO】
SIZE:[FRONT]:255/30-21
[REAR]:295/25-21ワイド化されたフェンダーに合わせてオリジナルホイールのG-LUXE 助手席側は
ブラックをチョイス肉感的なワイドフェンダーを際立たせる。
SIZE:[FRONT]21×10.5J INSET 9(HI) ※FRONT:21mmSPACER INSERT
SIZE:[FRONT]21×12.0J INSET 15(HI) ※REAR:26mmSPACER INSERT
【NITTO INVO】
SIZE:[FRONT]:255/30-21
[REAR]:295/25-21